1216 技と心理の向こう側に

現実の世界がある。
小学3年生の時、私の父は私を柔道の道場に連れて行き。ここで体と心を鍛えてもらいなさいと言って
気が進まない状態で入門した。
同学年の子供達で溢れていたから、きつい練習や段取り稽古も楽しかった。初段目前の子は私より頭ひとつ背が小さく体重も軽かった。試合開始から連続技100%なんです。30秒から40秒で決めにくるのです。横に振られて付いて行き、足払いをかけられ
反射的に反対側に重心が移り、大外刈を掛けてくる。しばらくすると一瞬動作が止まるが今度は前後に揺さぶりを掛けてくる。あれと思考が止まった瞬間 背負い投げの体制に入られる。ともえ投げなんて知らない間に宙に浮いてます。50年ぶりにHPを見ると師範代で活躍していました。なんだか、嬉しい。
柔道65kg級 阿部一二三と丸山城士郎の戦いは3年前から見てますよ! 強靭な背筋腹筋を武器に全国の高校生を3年間投げ飛ばした阿部一二三は、それが体に染み付いているんだ。だから他の技で1本取る器用さをなくしてしまった。丸山はサラブレッドといわれるが、幼少期の丸山を見ると普通の子供に見えて、ヤワラちゃんのような雰囲気はないです。
お前には心は必要ないと 士郎 と改名した伝説があります。本物の親子鷹をみたい方は you tube をどうぞ 丸山城士郎のともえ投げは柔道です。